2018年4月4日水曜日

【イベント開催レポート】長崎アップルユーザグループ定例会(Mar, 2018)テーマは「egword 最新事情!」


長崎アップルユーザグループの定例会レポートです。

2018年3月の定例会は、3月17日(土)18時~JR長崎駅前の「えきまえ」いきいきひろばにて開催しました。

3月のテーマは「egword 最新事情!」ということで、古くからの Mac ユーザにはお馴染みの日本語ワープロソフト egword が macOS High Sierra に対応してリリースされましたので、前田さんにデモを交えてご紹介して頂きました。また、西田さんの iPhone 用カメラグッズも合わせてご紹介頂きました!

まずは iPhone カメラグッズのご紹介ということで、西田さんから。
この写真のように、iPhone に装着するタイプで、いくつかのガジェットが付いています。
まずは、ステレオマイクを拡張する Lightning 対応のマイク。定価9,000円くらいで、iPhoneに直付けできるところが便利!という事です。

更に、iPhone を固定する NEEWER 製フレームを付けることで、三脚に簡単に固定することができるようになります。このようなフレームは高いのは2万円くらいするそうですが、こちらは Amazon で3,000円くらい。右側に付いているようにカメラレンズも簡単に拡張でき、レンズのオン・オフもレンズ自体を上下にずらすだけと、非常にスムーズに切り替えられます。

そのカメラレンズですが、今回付いていたのがワイド広角タイプで3,000円くらい。望遠ズーム2倍のレンズもお持ちのようで、用途に応じてすぐに付け替えられるそうです。ちなみに、iPhone 側の光学ズーム機能と合わせて、望遠は最大4倍になるようです。低コストでプロ並の機材になるところも、iPhone の凄いところですね!

続いて、前田さんによる egword Universal 2 の説明とデモ。
恥ずかしながら、私は使ったことがないアプリだったのですが、Mac ユーザにとっては歴史のある馴染み深いアプリのようです。
 
特に縦書きが使いやすく、村上春樹も愛用しているとのことで、1990年代にワープロが普及し、それからパソコンの時代になり一太郎が台頭。そしてMacが登場し、当初 Word for Mac が重かったため、エルゴソフトから EGword や EGBridge が国産ソフトウェアとして登場し、人気を博したそうです。

歴史の中で、アプリの表記も変わっていき、ver 1 は EGWord、その後は EGWORD 、2006年からは egword 表記になったようです。EGWORD 13で電子辞典を標準搭載し、PDF書き出しにも対応していたということで、当時としてはかなり先進的な機能を搭載していたようですが、2008年1月に egword は販売終了となりました。

Mac OS が Sierra になるまで、最終バージョン egword Universal 2 は動作していたようですが、High Sierra で動作不能になったため、物書堂さんが最新 OS に対応作業を行われ、2018年2月16日、Version 2.1を Mac App Storeから発売されたという経緯になります。
そのVersion 2.1 ですが、アプリ自体のサイズが 14.6 MB と軽量なのが特徴で、縦書きやルビふり、高度な図表描画機能など旧バージョンの機能を一通り取り揃えているそうで、前田さんが仰るには、Word 等と異なり、ツールバー他一切を隠すことが可能で、文書のみと向き合うことができるのが一番のメリットだということです。

定価 7,800 円のようですが、現在キャンペーン中で 3,800 円にて販売されていますので、最新版を待ち望んでおられた方々は、ぜひチェックされてください!


以上、3月の定例会の報告でした。

次回4月の定例会は、4月21日(土)に開催します。
※会場は15号室です。

内容は「CarPlay の機能について!」ということで、登場以来搭載車が徐々に増えている CarPlay ですが、純正のカーナビ等と比べてどのように便利なのか、見ていきたいと思います。CarPlay 対応の実車が見れるかも!?お楽しみに!

詳細は後日メーリングリストにて告知しますが、皆さんぜひよろしくお願いします!

※掲載商品の価格や機能等は変更になることがありますので、ご注意ください。
※平成30年4月4日現在の情報です。